このレビューはネタバレを含みます
全体としては十分面白い映画だと思うのだが、コメディとシリアスがまだら状ではっきりしないためか、見終わった後は爽快感とは程遠いもやもや感が残った。
特に最後の場面。連合軍に人民軍の基地を偽装してまんまと騙すことに成功するまではよしとするも、兵士たちは韓国映画お約束のミエを切りながらの尊厳ある死を迎える。またか・・、完全に食傷。私としては最後もコメディに徹して、全員逃げおおせて欲しかった。
テーマとしては「七人の侍」に通ずるところがあり、どうしても比較したくなってしまうのも本作にとっては、少々気の毒だ。
作品は、チャン・ジン組がおもしろ楽しく作りました、という感じは伝わってくる。
カン・ヘジョンは、「オールド・ルーキー」のときよりも可愛く演技も上達しました。