ヨツ

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のヨツのレビュー・感想・評価

3.7
シリーズ再鑑賞チャレンジ中。

いろいろと考えさせられる5作目。そして大味感がどんどん増してくる5作目でもある。
自分の正義や信念に酔うことや真実を見ようと努力しないことがどれだけ恐ろしいことかひしひしと感じさせてくれる。行き過ぎた例だとしても、アンブリッジは自分の正義に酔ってしまった人だし、ファッジは恐ろしい真実を見つめられず現実逃避する人だし、メディアやハリーに白い目を向ける生徒たちは目先の与えられた情報に飛びつく愚鈍な民衆。どれも自分がなり得る可能性のあるものばかりでこわいことこの上ない。
原作読んでないから映画版を見る限りにおいて感じることとしては、ハリーはほんとに戦時の英雄って感じがする。ハリーみたいな強くて尊い英雄は絶対に必要だけど、やっぱり個人的には弱さや影を感じる人物に惹かれる。とはいえ、1番好きなのはロンなのでなんともいえないのですが。
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