リリー

プルートで朝食をのリリーのレビュー・感想・評価

プルートで朝食を(2005年製作の映画)
4.5
アイルランド留学から帰る帰路で途中まで、時差ボケで寝れない夜の今日で観終えた。
序盤の方で、これは絶対アイルランドに行く前に観るべきだったと思った。歴史が大嫌いな私はこういう映画が観やすい。そして、アイルランド留学でのホームステイ先のマザーが地理と英語を教えていた元教師で歴史にも詳しく、私にアイルランドの歴史についてもっと勉強しろと言っていた。
映画の中でマザーと同世代のキトゥンがイギリスとは揉めていたのにも関わらず、イギリスとアイルランドがそこまで険悪だったとは知らずに私はイギリスにとても憧れているので、マザーの前で堂々とイギリスに行きたいと何回も言っていたが、その度に少し機嫌が悪くなっていた。もっと歴史について知って行くべきだったなぁ。
そう思うと、One Directionのメンバーはイギリス人4人とアイルランド人1人で、お互いがお互いの国の人から沢山差別されてきたんだろうと思うと辛いところはある。特にたった1人のアイルランド人Niallはファンからも4人とは一緒に写真を撮りたいけどNiallは来ないでねなどと言われていたり、色々と差別されていたことを記憶している。それでもちゃんとNiallを写真に入れるメンバーが私は好きでした。(一応現在進行形)メンバーに好かれるNiallの人柄もあるのだろうけど。
そして、謎のストリップ小屋?みたいな所で働くDublin出身の女性のアクセントがちゃんとDublinのアクセントで芸が細かいと思った。
キトゥンはとても綺麗で、美しくて、強い。沢山元気を貰えた。
今まで観てきたLGBTQの映画の中でもかなり良い。暗い話ではあるけれど、キトゥンの性格のおかげで、明るく観れる🏳️‍🌈
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