リリー

哀れなるものたちのリリーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3
エマストーンの演技力すごすぎ。
今までになかったような映画なのでは?
一見すると、ブラックジャックとピノコのような関係性の天才外科医おじいと、社会のことを何も知らない脳みそ赤ちゃんが知性を身につけて、大人の女にとして成長し自立していくフェミ映画。だけど、狂気。
2時間半、あっという間だった。
人がこの映画を語る上でよく言われる「エロ」という言葉。私はこの映画を「エロ」という一言では片付けたくない。確かに🔞なだけあって、セックスシーンがこれでもかというほど盛り込まれている。モザイクなどは無いし、性嫌悪がある人は絶対に観れないと思うので注意。セックスシーンはあるが、エロという一言で片付けられるものではない。突然のキュウリはビックリした🤣

あとグロいシーンは、自分にはちょっときつかった。
自分も歳のせいにしないで、いくつ歳を重ねようとも、自分がしたいことにチャレンジして、色んな経験を積んでいきたいと思った。
沢山やりたいことあるので、全部やってから死にたい。

「Poor Things」は、一体誰のことを指すのか?







以下ネタバレ

彼女が突然性欲モンスターと化したのは、性欲を満たす快感を覚えたからであって、旅を通して知性を身につけたり、社会を知っていくにつれて、落ち着いていったのだと思う。だからこの映画をただ単に「エログロ」映画とは片付けたくない。
ハリーやマーサに出会えてよかったねという気持ち。
リリー

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