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四月物語のtilyokujinのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
4.4
桜が雨の様に散る四月、北海道旭川から東京の桜ヶ丘2丁目に引っ越してくる。
岩井俊二の中では珍しいタイプの「何も起こらない系」映画。だが、引っ越し風景や自己紹介のシーン、カレーを食べようと隣人を誘うがうまくいかない時の表情がなんとも人間っぽくて最高。(松たか子)
ラストは大雨と対比的にウキウキな表情で終わるのも好きで、きっと雨で桜は全部落ちてしまったんだろうなって考えたけど、雨のおかげで次の季節が来る。
卯月にとっても最後の雨は次のステップへの合図だったんだろうな
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