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13日の金曜日・完結編のRIKUのレビュー・感想・評価

13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)
3.3
『13日の金曜日 完結編』 (1984)

2024 245作目

シリーズの中でも特に印象的な作品です。物語は、ジェイソン・ボービーズが再び犠牲者を求めてキャンプ場に戻ってくるという典型的な展開から始まります。彼の冷酷な殺人行為は、観客に緊張感を与え、視覚的な恐怖をもたらします。映画の特徴的な点は、キャラクターの描写です。それぞれのキャラクターが持つ個性や背景が描かれており、彼らの運命に対する感情移入が生まれます。特に、最後のサバイバーであるトリシアの勇敢な戦いは、観る者に強い印象を残します。演出や特殊効果も秀逸で、当時のホラー映画としては高レベルな仕上がりです。サウンドトラックも緊張感を高める要素となっており、シリーズのファンにはたまらない一作です。この映画は、ジェイソンの伝説をさらに強化し、ホラー映画の金字塔となりました。シリーズのクライマックスにふさわしい作品で、忘れられない体験を提供してくれます。
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