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戦火の馬のtotoruruのレビュー・感想・評価

戦火の馬(2011年製作の映画)
4.6
奇跡の馬。


主人公アルバートと一頭の馬ジョーイの絆を軸に、ジョーイとジョーイを巡る人々を描いたドラマ。

第一次世界大戦下が舞台ですが、戦争が全面に出てくるようなグロい感じは余りありません。
過酷な状況の描写はありますが、臨場感に溢れており良い感じです。

どちらかと言うと、私はファンタジックな印象を受けました。


なんと言っても馬のジョーイが素晴らしい。

怒り、哀しみ、優しさ

つぶらな瞳がものすごく語りかけてきます。

動物好き、馬好きには堪らんです😆


元は児童文学らしいので、ご都合主義的な部分も多分にあります。

ですが、敢えてご都合路線を突っ走ってくれたスピルバーグに拍手です。


146分と長めですが、テンポも良くあっと言う間に感じます。

ラストもとても美しく印象的です。


戦争の過酷さと同時に人の温かさ、そして勇気と希望を描いた良作です。




おまけ


なんと馬のシーンは殆ど実物で、CGを使用したのはなんと3カットのみ!

馬にケガをさせないことを鉄則に、ケガの危険がある場面のみCGを使用したそうです。

流石だよスピルバーグ😆
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