奇跡の馬。
主人公アルバートと一頭の馬ジョーイの絆を軸に、ジョーイとジョーイを巡る人々を描いたドラマ。
第一次世界大戦下が舞台ですが、戦争が全面に出てくるようなグロい感じは余りありません。
過酷な状況の描写はありますが、臨場感に溢れており良い感じです。
どちらかと言うと、私はファンタジックな印象を受けました。
なんと言っても馬のジョーイが素晴らしい。
怒り、哀しみ、優しさ
つぶらな瞳がものすごく語りかけてきます。
動物好き、馬好きには堪らんです😆
元は児童文学らしいので、ご都合主義的な部分も多分にあります。
ですが、敢えてご都合路線を突っ走ってくれたスピルバーグに拍手です。
146分と長めですが、テンポも良くあっと言う間に感じます。
ラストもとても美しく印象的です。
戦争の過酷さと同時に人の温かさ、そして勇気と希望を描いた良作です。
おまけ
なんと馬のシーンは殆ど実物で、CGを使用したのはなんと3カットのみ!
馬にケガをさせないことを鉄則に、ケガの危険がある場面のみCGを使用したそうです。
流石だよスピルバーグ😆