ねまる

007/ゴールドフィンガーのねまるのレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
3.5
金を全身に塗って、皮膚呼吸を出来なくさせるなんて、そんなやり方、、、
っと、アンソニー・ホロヴィッツの『逆襲のトリガー/Torigger Mortis』を読みながら思った私は、アマプラに007が全作来たのを良い事にゴールドフィンガーを再生したのでした。

アンソニー・ホロヴィッツ。
『カササギ殺人事件』で知って、それから色んな作品を読んでいるけど、フェアなミステリーなのが好きなのよ。1から100まで謎解きのかけらは全て渡されていて、散らばったパーツの中からきちんと真実が見える。
財団公式の作品も書いていて、シャーロック・ホームズシリーズの『モリアーティ』も面白かった。007もイアン・フレミング財団公式で、いつものミステリーとは違うんだけど、ワクワクする映像的な展開で楽しかったんだ〜。

映画の話に戻ろう。
ダニクレボンドしか知らない私は、
ジェームズ・ボンドといえば、ダニエル・クレイグだったので、軽くて女好きなニコニコしているボンドに、これが元来のジェームズ・ボンドなのかと逆の驚き。
長いジェームズ・ボンドの歴史の中で、ダニクレが変革したものってそれなんだろうね。次のボンドは何を変えるのかな。

金を塗りたくるのは、視覚的に見るとよりリアル。全身が金色に染まった恐ろしさは文字でみるよりも浅く、だけど印象的だった。
ボンド以外のスパイたちがコメディリリーフ的な役割を果たしていたり、ライトなスパイもので見やすい作品でした!
ねまる

ねまる