ズッコケ諜報員シリーズ第三弾。
あっ、違うか(笑)
余りにも有名な主題歌が印象的だが、今回はスペクターでは無く、ショボいのか凄いのかよくわからんオヤジとの対決です。
世界中の金はアメリカとイギリスの保有量で価値を決めているからアメリカの金を汚染して自分の金の価値を上げちゃうぜって言うおバカな発想が逆に凄すぎるかな(笑)
冒頭、プールサイドでは若い女の子に対戦相手の手の内を盗み見させるチープなイカサマ野郎だし、ゴルフ場のオーナーの癖に一緒にラウンドする相手も居らずにジェームズと賭けゴルフしてこれまたイカサマ追求されて素直に小切手切ってて兎に角、笑える。
ボディガードの東洋人も何故だかシルクハットを武器にしたデブオヤジなんだけど、どう見ても投げ方も様になって無いでしょうが。
ボンドにしても、いつもの様に女に手を出しまくるし、喧嘩も弱いし、直ぐに捕まるしね。
壁に激突して気絶しちゃ駄目ですよ(笑)
まぁ、コメディ路線である事は間違い無いけど、笑わせていると言うよりは笑われるジェームズ・ボンドな作品です。
とは言え、この作品からガジェットが派手になってきまして、ボンドカーも初登場です。
やはり、アストンマーチン格好良い!
終始、鈍臭いジェームズですがこれはこれで楽しいから良いかなあって感じです。
まだまだ、初見さんには勧められないけどね。