ヤマト

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツらのヤマトのレビュー・感想・評価

4.0
絶対B級映画だわ〜って、マイリスしてほったらかしてたんですけど、やっも重い腰上げて観たらめちゃくちゃおもしろかった!!
B級はB級なんだけど、B級の普通のホラー映画とかじゃなくて、ちょっとアンジャッシュしてるような双方の主観の違いからくるアホさ加減が絶妙に面白いから、ただのB級ホラーとしてじゃなくて、コメディーとしてもめちゃくちゃおもしろかったです!


まぁ登場人物がほぼ阿呆しかおらんというのがまた良い。笑
特に大学生側。笑 勘違いさせるようなことしたのはタッカーとデイル側だけど、阿呆と阿呆が引かれ合った結果とも言える。


話は簡単。山に休暇で遊びに来ていたタッカーとデイルというおっさん2人。まぁ見た目は普通なんだけど、ちょっと挙動が怪しかったりしてキャンプに来ていた学生たちに変だと疑われる。
その山では過去に生存者1名しかいないという大殺戮が行われていたという過去があるためである。
タッカーとデイルは川で釣りをしていて、その中の1人の大学生(美女)が溺れ掛けていたのを見て彼女を助けるも、彼女をさらったんだと大学生たちに勘違いされて襲われる(?)羽目に。


まぁ見事なまでのアンジャッシュ感。
そして、その後の大学生たちが見事にアホなのだ。
そして、それを見たタッカーとデイルもアホなのだ。でも私がタッカーとデイル側なら似たような解釈をしてしまう可能性もあるので私も阿呆なのだろう。笑

これは第三者視点から観るから面白いのであって、これをどちらかの視点だけで描いて、実はこうでしたみたいなプチどんでん返しにしていたら、ここまで面白くはならなかっただろうと思う。

双方の視点から描いたことで、これだけテンポの良いコメディ感溢れるちょいグロ映画が完成した。笑


ん〜とにかく登場人物が阿呆しかいねぇ。笑
と思ってしまうような映画でおもしろかった。
唯一美女だけまともというか、どちらの視点からも者を捉えられた唯一の人物なので、一番視聴者に近い観点で見れていると思う。

ラストはラストでめっちゃ良かった!
やはりこうでなくっちゃね!

思いのほかおもろくてあっという間に時間が過ぎ去った映画です。
コメディー好きにはおすすめ。グロ要素あるからそこだけ注意
ヤマト

ヤマト