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三文役者のぉゅのレビュー・感想・評価

三文役者(2000年製作の映画)
3.7
2023年 鑑賞 23-98-18
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
「午後の遺言状」「一枚のハガキ」等の新藤兼人監督・原作(俳優の殿山泰司氏と長年の交友関係があった新藤監督自身の著した評伝「三文役者の死」)・脚本による、脇役俳優として知られる殿山泰司氏ことタイちゃん(竹中直人さん)の生涯を描いた作品。

ー 名バイプレイヤーは向上心をぎょうさんの三分役者 ー
冒頭の雰囲気は... これっていわゆる昭和的なモノクロ作品?、タイちゃんの半生と継母の話、DT卒業?中学で女郎屋?、ビール = 水みたいなもの?、キミエ(荻野目慶子さん)はビールで... 、キミエの父は南光さん!、おカジこと乙羽信子さんは出てはるのに乙羽信子役は別の人?なんやこんがらがる、焼き鳥とアサ子(吉田日出子さん)への離婚願と結婚してない?内縁、河内音頭と足の事故の嘘、鎌倉のババアアサ子と養子、「売られた喧嘩は買ぉたらええねん!」、ジャズ喫茶と戦時中の話、アサ子と養子と怒り心頭のキミエ、バーとかわい子ちゃんとトイレ、殴り込みのキミエと麻雀中のタイちゃんのどつき夫婦漫才?、病院と点滴と肝硬変、島のロケに行ったら●ぬ?と●んでもいいとタイちゃん言っているから行かせてくれと懇願するキミエ、「あなた方はみんな頭のネジが狂ってますよ」、「伸るか反るか」、ロケ中は禁酒のためタイちゃんの肝硬変が良くなったと命の恩人はカントク(新藤兼人さん)、電話越しでのタイちゃんとキミエの喧嘩、流木集めとデッカい鉛、飢餓と演技賞、鎌倉泊まりとキミエの兄の子が新たな養子、カントクの背中に●●と「わてが殿山泰司の女房や!文句があるなら表へ出たれぇ」、禁酒生活が再びとキミエの行動が... 、大杉漣さんと田口トモロヲさん、タイちゃん雲隠れとジンとビールとキミエが... 「アホ!」、アガサ・クリスティと白い太陽と「太陽がいっぱい」、タクシーの運ちゃんはもう六平直政さんとタイちゃんは神戸のお母さんと出会った、トシコバーのママさん(倍賞美津子さん)とキス、ロクデナシとロクデナシ、キミエの決断と八分裸のタイちゃん、マグワイと色々な職業の役、トロフィーと演技の神さん、結婚式と鎌倉は和式で赤坂は洋式、「仕事行って来るでぇ〜」、ラーメン屋と鎌倉ババアとの思い出と浅草の古書店、タイちゃんの父の生家とタイちゃんの検査の結果は...

タイちゃんの “とあるワード” とキミエの涙と祈り、しんどそうなタイちゃんとキミエに会いたいと踏ん張るタイちゃん...
映画監督である今村昌平氏・神山征二郎氏・堀川弘通しの名バイプレイヤー殿山泰司氏についてのインタビュー映像とタイちゃんとキミエの●●●とタイちゃんの吐露と河内音頭と...
竹中直人さん始め、レビューに書いていない方でも田中要次さん、大森南朋さん、鈴木卓爾さん、松重豊さん、原田大二郎さんらもいて、名バイプレイヤーの人生を描いた名バイプレイヤーたちの作品だった!

「何一つ援助してやれん代わりに 俺の老後の面倒を見てもらおうなんて金輪際そんなことは思ぉておらん! 親らしいことは何一つしてやれんかったから だからお前も親の老後の面倒見てやろうと思うなっ!」

「仕事場に女房が付いてきてどないするんや」「タイちゃん 女房って言うてくれたな」「おめぇは俺の女房や」

「タイちゃんこれ(指輪を見せて) 結婚指輪わての指にはめてぇな おおきに」
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