クセなんて直さなくていい
もっとクセを出して走れ
ダニー・デビート、ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガー、ケヴィン・スペイシー、ガイ・ピアース、ジェームズ・クロムウェル、ロン・リフキン、ソーセージ・マルメターノ、デヴィッド・ストラザーン、すげーなにこれーー!!
一癖も二癖もある連中が、クセなんてちっとも直さずにクセ出しまくりながら爆走する。
楽しい
それぞれに見せ場もあって、ストーリーはちょっと雑だけど、この映画なかなか面白かった。なんて思っていたら映画はまだ半分しか終わってなくて、本当に面白くなるのはここからだった。
なにこれヤバイ
白いユリの花園で
何かが蠢いている
ホモも蠢いている
ドス黒い何かの息遣いが聞こえる…
ケヴィン・スペイシーが、ラッセル・クロウが、ガイ・ピアースが、クセ出しまくりながら感情剥き出しでぶつかり合って、傷つけ傷つけられて、血ヘドを吐きながら物語をスクラムしていく。
はいここでジャッカル!!
こっちもジャッカル!!!
もうジャッカルしまくって繋がっていくからめちゃくちゃ楽しいじゃないですかこれ!!
1言えば10理解するみたいな有能な無言の会話もかっこいいし、信念が突き動かす衝動に胸が熱くなりました。
ラストもいい!!!
泣きそうになった。
あと、エンドロールの最後にニヤりとするシーンがあって危うく見逃しかけたので、こういうのってホラ、先に言ってくれないと…
ps
「L.A.」ロサンゼルスという都市名は、スペイン語で「天使たち」を意味する。