takanoひねもすのたり

恐怖のメロディのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)
3.3
ラジオDJ・デイヴ(クリント・イーストウッド)がストーカーの女に粘着されどえらい目に会うサイコスリラー(1971)

この当時「ストーカー」という言葉がなく、アメリカでは1980年代に入ってから。
刑事との会話中で彼女の説明に逡巡するシーンは今なら一言で済む。
当時は新しいタイプのスリラーだったと思う。それまで熱狂的ファンや勘違い女に何度も遭遇してきたと思われるイーストウッドが監督・出演しているのが面白い。
題材の先見性があったんだなあと思う。
原作が下敷きになっているが、ちょっぴりそういう癖と実経験も混じってそう(ΦωΦ)

アナベル・リーはエドガー・アラン・ポーの詞。伏線とストーカー女の補足になってる。
顔面パンチが決まった瞬間が爽快。