ぉゅ

探偵はBARにいるのぉゅのレビュー・感想・評価

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)
3.8
2023年 鑑賞 23-159-28
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
東直己先生の推理小説(「ススキノ探偵シリーズ」の中の)「バーにかかってきた電話」を原作に、「新仁義なき戦い/謀殺」「劇場版 臨場」「相棒 劇場版Ⅳ」等の橋本一監督 × 古沢良太さん、須藤泰司さん脚本による、根城とするススキノのバー「ケラーオオハタ」に電話してきた謎の女性の依頼で、とある弁護士を揺さぶった探偵/俺(大泉洋さん)は、帰り道「どう見てもその筋の方々」に拉致され、雪原に生き埋めにされる。辛くも脱出した探偵は、このままでは済まさないと、相棒の高田(松田龍平さん)調査を開始する。

ー 名バディがススキノの闇を... ー
このシリーズは初鑑賞!でも2が観たい作品と裏かぶりで録れないので、今回は1のみ!

冒頭で滑って出てくるシーンで上がる!、横向きカット 好き!、反社の男性たちに追い追い詰められるや写真の束はいかにも探偵だし、高田の性格や強さも一気に分かる、霧島に西田敏行さん!バッチリ!いい人のイメージついてるから持ってこいだな、名刺のシーン印象的、BARの看板のワンショットいいっ!、1年後と雪に生き埋めの探偵、高田の車のオンボロさと探偵と高田の会話劇で感じる温度差、大泉洋の階段落ち、ラムか?マトンか?「俺はラム」私はマトンかなぁ? ...っ違ぇよ!って言われそう、ちょいちゃんと見せないエロも見せてくるのか、エンジンかからないオンボロ車と煙と町一お下品なヤクザ、うわぁあれ「サイコ」思い出すわって私の話は置いおいて... ハートブレイクと皆楽会館(lgbtのカップルの扱い方が... そういう風に使うのはどうかと... ’11年の作品だからでは納得出来ないかな 私は)、田口トモロヲの雰囲気が最高!、探偵と沙織(小雪さん)のファーストコンタクトと高級キャバっぽい雰囲気、竹下景子さんだ!、2月5日と2つの事件が重なった、探偵と沙織の再会と「コンドウキョウコって知りませんか?」、松重豊さんだぁ!、則天道場と波岡一喜さんと野村周平さん 野村さん若ぁ!波岡さんの安定さ!、探偵強っ!、カトウこと高嶋政伸さん再登場!この人こういう役多くなったなぁって思うくらいの当たり役、高田やっぱり強っ!、あの銃撃はコメディなのか?強運コンビなのか?ご都合なのか?、カー&スノーモービルチェイス良かった!「メガネメガネ」と「僕を...」で色々渋滞、「ボーイズビーアンビシャス」と警察に相談して第2の人生を、漫画ピンキーとあの相手カトウだったんだ、地下駐車場のカトウの状況は今の邦画の殆どがここまでやらないからめっちゃいいっ!、あのシンメトリー感な場所の真ん中に探偵が... 最高!刺さる!、銀漢興産のヘリコプターとドンの岩淵恭輔(石橋蓮司さん)と彼の息子貢(本宮泰風さん)と沙織、沙織は依頼者コンドウキョウコではなかった?、探偵の行動力とあれ部屋行くまでに止められるでしょ(2階に上がる瞬間に止められそう)、霧島の人となりの良さと竹下さん再び、探偵拉致されると落し物が... 、おぶって行くシーンは高田の重要性がわかる、健診な介護は... 、動物園のベンチのシーン 沁みるぅ!、最後の依頼と...

カメラが探偵の周りを回るシーン最高!、沙織の覚悟と電話の探偵カッコ良かった!切迫詰まった感をビンビンに感じた!、沙織の手紙と結婚式で... 、あの音とスローモーションと花吹雪... あの時の回想と手紙が繋がった!

私は夜の北海道の大人な実写で変身しない「仮面ライダーW」に「男はつらいよ」のテイストを入れた作品に思えた!だからどこか “ハーフボイルド” を感じた(翔太郎よりハードボイルド寄りのハーフボイルド)

豪華キャスト!ストーリーも良かった!物語の構成も最高!邦画舐めてたでしょ?って感じのパンチを食らった!大泉さんもカッコ良買ったが、個人的には飄々としながらもあのボロ車へのこだわりと最強的な強さと友達想いな一面もある感じが超いい!と思った松田龍平さん!悪女な一面も美人な一面も見せてくれた小雪さんも今回のマドンナとしてインパクト大!でも... 私の選んだMVPはBARで電話を差し出すあのマスターでしょ!紳士だなぁ!顔あんまり見えないけどね!そこがいいっ!

余談:原作者の東先生のカメオ出演があるそう 私顔知らないしなぁ 原作ファンサービスだな

「まあ 今回はあれだ 手ぇ引け 一人っきりの友達失くしたくねぇわ」

「もう殴られ過ぎて自分で自分が何やるか訳わかんなくなっちゃってるからさぁ」

「待てっ やめてくれ 頼む 俺は... 探偵は依頼人守らなくちゃいけねぇんだよ お前守らなくちゃいけないんだよっ!」

2128
ぉゅ

ぉゅ