カオリ

シャーロック・ホームズのカオリのレビュー・感想・評価

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)
3.5
ガイ・リッチー流シャーロック・ホームズ
推理×アクション

はじめて、この作品のメンツをみたとき、「ジュード・ロウがホームズをぉ!?みたーい!」って、ジュード・ロウがホームズ役だとばかり思っていたら…まさかのワトソン役でした。なぜロバート・ダウニーJrが…って、まぁかっこいいけど…改めて観ても違和感。

原作とは特に主演2人、ホームズとワトソンのキャラクターがほぼ全くの別物。

大事なホームズの推理っぷりは原作通りなので、それだけあればもう良いか…いや、良いのか…?

キャラクターとファイトアクションから魅せて掴んでくるあたりは、ガイ・リッチー監督のお得意技。

とはいえ、やはり監督といえばな英国愛が薄いなぁというのが正直な感想。
ホームズはやっぱり紳士的であって欲しい。ちょいちょいレディーファーストだとか言うけれども、こんなセリフがまず要らない…。変態でも何でも良いから、ただしれっと紳士ではいてほしかった。
推理力と英国紳士さ。これだけ残してくれたらあと何しても良いんだけど。
そこは別人ワトソンでカバーしているのかな…?

私はホームズ好きといっても、原作大好きでよく読んでいたのが小学生でしたので、内容もうろ覚え。なのでまぁいっかで観れました。
コアな原作ファンにはあまり馴染めないんじゃないかなとは思いますが、それ以外であればさくっと楽しめると思います。
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