西田千夏

アルカトラズからの脱出の西田千夏のレビュー・感想・評価

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)
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【2022-148本目】


刑務所がテーマのものって(これまで自分が見てきたものに限るけど)大半は囚人たちが脱出しようとするものだったから、新鮮味がある話なのかと言われたら別にそうでもないけど、「刑務所」「実話」という枠組みで鑑賞したら新鮮だったし、その分興味を持ちました!

脱出の動機とか終わり方は違えど、どことなく『少年たち』と『ショーシャンクの空に』と似ています。


鑑賞後は思わずアルカトラズ島をGoogle Earthで調べてしまいました。


地味だし
シンプルだし
Frank Morrisがどうなるかとか結末も分かってるのにどこかハラハラしてしまう。

ザ・70年代感あるBGMがその緊迫感や状況を煽ってきます。


「脱獄するなら罪を犯すなや」とは思いますが…。


本作に限らず、
『少年たち』も『ショーシャンクの空に』も含めて、刑務所の所長は嫌い。
囚人たちの目線で見てるからそう思ってしまうんだろうけど、所長側の目線から見たらそうなっちゃうよね〜。笑


Frankが金属探知機で引っ掛かって
「隠すつもりはない」と言って所持していた金属を渡したものの、実は足にもう1つ金属を隠すという発想に感動する自分が居た。
「賢いな〜」と思って。


決して楽しい作品ではないし、
考えさせられるような作品ではではないけど
「こういう出来事もあったんだな。」という歴史を知ることが出来る作品でした。











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