【2024-90本目】
某ピクサー映画の言葉を引用すると、ジャズってた。
努力し成長する姿の中に、自分と重なる部分が見えた本作。
不器用で失敗を繰り返し、”自分は頑張っている“のに中々、認めてもらえない部分に共感しつつ、それでもめげない姿に刺激をもらった。
色んな指導者がいて、色んな指導者が教え子に「何のために練習するんだと思う?」とかって聞くけど、指導者も教え子も全員答えが違うの。
だから、人が何かを練習することに正しい意味はないけど目的は明確にあるのだということを思い知られる。
監督が、立川譲さんなので内容とか画作上の不安は一切ない!
実写化じゃなくて、アニメ化という選択を取ったのは正解やと思う。
どちらかと言うと、実写化しやすそうな内容と人間性だったりするけど原作漫画の魅力をそのまま映像としてお送りしてる感じ!
演奏シーンが多いのだけれど、決してミュージカルとか音楽映画にならずドラマな部分も描かれていた。
原作からの映像化が反対だと言う人でも、これは楽しめるような気がします。