古い映画で知ってたけど観てなかった映画。
要約すると亡くなったペットや人をある場所に埋葬すると何かが起こる…みたいなベタなものではあるし、展開も読めてしまうのだけど、展開がわかるからこそ怖いっていう怖さがある。
とにかく猫と息子ちゃんが可愛いです。
可愛いからこそ辛さが際立っている。
人間の生存率って、肉体的な強さとかサバイバル能力ではなく、いかに冷静に色々なことを判断できるかだなぁと。
あの父親を目の当たりにしてしまうと特にそう思ってしまう。
やればやるほど裏目に出てしまうというか。
-----以下ネタバレ-----
無意味なタラレバの話をしてしまうと、まずそんな所に引っ越してしまったことや、何度も子供から目を離してしまう点。
気をつけようよ〜!って言いたくなってしまう。
お隣さん、余計なことをその父親に教えないで欲しかったし、そんなマズイ場所に猫ちゃんを埋葬すべくテキパキ動くし…
ちょっと矛盾していますね^^;
とにかく息子ちゃんが可愛くて癒されるのだけど、その子を失う悲しさ。
死を受け入れられず、埋葬しちゃって生き返らせ、やっぱり手に負えず、結局また葬らなければならない辛さ。
「すごくずるい…」って言う時の表情、ヨロヨロと歩いてコテっと転ぶ姿、可愛い過ぎるけど、また死ぬのかと思うとツラさが増します。
(というか、生き返らせた翌日にはこの結果なので、最初から埋葬しなければ良いのに…と思わずにはいられない)
ここでもう懲りたはずなのに、奥さんにも同じことをしちゃった時は、あ〜もう!ってなってしまった(笑)
(結構な重労働なのにすごく体力あるな…とちょっと関心してしまった)
もう冷静な判断はできないレベルになってしまったという事なのだと思うし、やはり身近な人の死は受け入れることが出来ないものだと思う。
色々な意味で辛くなってしまった。
少し霊感のある残されたエリーちゃんが可哀想ですね。
あと見た目はアレだけど実は良い人だった幽霊さんも可哀想。
結構頑張ってくれたのだけど…
なんだかんだ言ってしっかりハマってしまったので良い映画だったと思います。