このレビューはネタバレを含みます
ポールニューマン、探偵ハーパー
2009年12月12日 17時47分レビュー
1966年作、脚本のち「明日に向かって撃て」でタッグを組むウィリアムゴールドマン。監督ジャックスマイト。
いわゆる「探偵物」の王道オープニングシーンから始まるポールニューマン主演作品。
ハーパーという探偵さんです。
始まりがカッコ良い、だらしなぁーいのハシリのハジマリ。
優作「探偵物語」
ショーケン「傷天」
「ロンググッドバイ」
に受け継がれる冒頭必見。
音楽、ボサノヴァの定番「いそしぎ」(アストラッドジルベルトが歌う「いそしぎ」はシットリしてて好きです。)を書いてアカデミーをもらったジョニーマンデルの音も良いです。
依頼主
「旦那を探してほしい」と、
ハンフリーボガードの奥様、ローレンバコールさん登場。
「エデンの東」のホワイトビューティー、ジュリーハリスがニューマンの女房役で登場。
とっても綺麗である意味必見。
萌えましたぁ、白髪染めてるんだけど可憐です。
ポールニューマンの相変わらずの愛嬌たっぷりのクール探偵は必見。
なんですが、展開がイマイチかな?
事件の緊迫感が無く、淡々と進んでいく印象。
ニューマン若いです。
本作では彼の探偵ぶりが見所。
画面、はけるときの彼の手のしぐさや電話の表情等々チャームでダンディな表現が魅力的。
続編の方が自分は好きです。
ポールニューマンの魅力は流石ですね!
彼の天声の「笑顔」が大好きな事に気づいた本作でしたぁ。
今はビデオ廃盤の為、発掘まちです。