ある夏休み、突然タイムマシンを手にした学生たちが、"壊れた部室のクーラーのリモコンを元に戻す"というミッションのもと、ドタバタの奮闘を繰り広げる青春コメディ。
2005年の作品とあって、キャストがみんな若い…！
しかしムロさんはこの頃から芸風がブレてない。さすが。笑
原案が同じヨーロッパ企画の舞台作品のためか、ストーリーの構成や出演陣など、その後の「ドロステのはてで僕ら」と通じる部分が随所に見られました。
観はじめてしばらくは、ブツ切れになるストーリー展開に強い違和感を感じ、ちょっと混乱してしまいますが、あちこちに細かく散らばった伏線を次々と回収していくクライマックスはとても鮮やか。爽快感が味わえます。
脚本はもちろん、カメラワークや演出も、かなりこだわって考え抜かれているのが伝わってきました。
ほんとよく出来てるなぁ…
タイムマシンが使えるというのに、目的のスケールがとことん小さいところがおもしろくて好き。笑
