■「サムサッカー(thumb sucking)」→「親指しゃぶりの癖」〜🎬■
題名から推測できなかった〜笑
17歳になっても親指を吸う癖が直らない少年ジャスティン。
歯科医ペリー医師から心理療法(催眠術)を受けたり〜
(キアヌ・リーブスが催眠術をかける歯科医役〜)
ADHDの薬を飲んだりする。
とあることがあり、ADHDの薬をやめ、マリファナにハマったりする。
最後のペリー医師のセリフより〜
「人にできるのは考え、努力し、望むだけだ。自分が”答え”だなんて思うな。大切なのは、答えのない人生を生き抜くことだ。」
つまり『そのままの自分を受け入れることが大事。』というマイク・ミルズ監督の考えを描いた映画〜🎬
■普通の不安と病的不安が混同されている…。■
まず、指しゃぶりはADHDの症状である。
ADHDの方は、多動の症状として手遊びをする方がいらっしゃったりする。
手を扱うことで不安をかき消していると思われる。
しかし、毎日、大人のADHDの方ばかり診ている私としては、監督の最後の主張は何か違うな〜と…。
普通の不安であれば、「そのままの自分を受け入れることが大事」という結論で終わっていいと思われる。
しかし、ADHDの方の不安は、”病的な不安”である。
時に精神病的不安、被害妄想を訴えたりするレベルであり、統合失調症の薬を使用しても効かないレベルの場合もある。
ADHDの方にはADHDの薬が著効する。
映画のようにあんなにシャキッとするのか?と思われるかもしれないが、本当にシャキッとする、笑
■マイク・ミルズ監督作品〜🎬■
『カモンカモン』の監督さんだったのですね〜
意外でびっくりしました〜♪