Ryu

モンスターズ・インクのRyuのレビュー・感想・評価

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)
4.1
ピクサー作品第4作目。今までの「トイストーリー1・2」「バグズライフ」で監督を務めたジョン・ラセターが製作総指揮にまわりピート・ドクターが初めて監督を務めた。

相変わらず、キャラクターたちがみんな魅力的。獣っぽかったり爬虫類っぽかったり、色んなタイプのモンスターがいてそれが共存する世界、いいもんですね〜。モンスターの肌のツヤだったり、毛並み感だったりがかなりよく出来てるなぁと思いました。でも今作、20年くらい前の作品になるんですね。ピクサーの映像力は流石の一言です。サリーとマイクの最強バディの掛け合いに笑わされ、ブーがやってきた騒動でハラハラして、ブーとの垣根を超えた絆にホロりときて、90分ちょいしかないのに、色んな要素が詰め込まれていて、もう最高です!モンスターワールドにも色んなルールや設定があって、詰め込みすぎてガバガバになってることもないです。ランドールの飛ばされ先やブーの部屋のおもちゃなど、他のピクサー作品の小ネタもあって、そんなところでも楽しませてくれます。吹き替え声優を務めたホンジャマカの石塚と爆笑問題の田中、この2人もめっちゃハマってました。石塚は全然分からないくらいサリーに馴染んでましたし、田中は芸人らしさを存分に出してマイクのお笑い度をより高めていたと思います。ワクワクと可愛さが存分に詰まった作品でした。
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