"作家・伊上浩作はおばあちゃんにやさしい しかし息子の浩作は恨んでいる 恨みが原動力 恨みを忘れたカナリアは唄わない"
琴子ちゃんは父親を真っ直ぐにみている そして大事にしていること だいすきだということ とても伝わる
捨てられたとおもっていた 恨んでいた それでも焦がれていた お前を愛しているよって ごめんねって 謝ってほしかった それだけだった
ぼけぼけになった母が いつか書いた叫びの詩を そらで読み上げるものだから 泣いてしまった ちゃんと愛がそこにあった
ほんとうに人間はすべてを見ることができないから 言葉が 会話が足りない生き物とおもう
これ以上の年老いていく母というものを演じきる女性に どれだけ出会えるだろうか それだけおおきな存在だった 樹木希林さん