このレビューはネタバレを含みます
前半は正直見るのが苦痛なくらいだったけど後半が良かった。
刑務所のパートはちょっと泣いてしまった。ダニーもデレクに憧れているだけだからあの話聞いて改心してくれたんだろうな。
洗濯係の友達が守ってくれてたところが好き。
システマチックレイシズムのせいで刑務所に入れられた有色人種の人と一緒に看守に雑な扱いされて、差別してた側が差別される側に加わったんやな〜と思ってたら完全に立場が逆転したんやなあ。
ラストのダニーの死は、怒りとか悲しみとかはなく因果応報かな...と言う気持ちになった。
前述の刑務所のパートでなんかダニーとデレク、良いやつかも...?とか思い始めたけど、でも今まで差別してきた事実が消えたわけじゃないし、こうなるのはショッキングだけど当然なのかもなとか思った。
そもそもお父さんが差別主義者じゃなければダニーも死ななかったしデレクも捕まってレイプされなかったんじゃ。と思った。
映画はここで終わりだけどデレクがあの後差別主義者に戻ってないかが心配だわ。でもこの映画のメッセージは元から差別なんてしなければみんな平和に暮らせたのに!だと思うのでそれに気づいてたらいいな。