アメリカン・ヒストリーXのRyosukeのレビュー・感想・評価

アメリカンヒストリーXという代名詞を借りた人種差別における現代アメリカ史。
製作側のメッセージに比重を置いて、人物の心理描写は少しシンプルに前後を繋いでる感じがする。それ故に細かな心理の変化はあまり感じられなかった。
白人至上主義を掲げる人物に視点が向けられ、どうして思想が出来上がったのか、ダニーの宿題のレポートという形から内省とともに分析していく。
次の世代へ次の世代へと受け継がれる敵意。
スローモーションが特徴的。