アランスミシー

ハンニバルのアランスミシーのレビュー・感想・評価

ハンニバル(2001年製作の映画)
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ソウシリーズって完全にハンニバルシリーズからの影響だったのね

メイスンヴァージャー、バイデン大統領に似てるなって思って調べたら皆んな同じ事思ってた

羊たちの沈黙でのレクターの遺体成りすまし
=ソウ1での遺体成りすまし

被害者がレクターの意志を受け継ぐ流れ

Please not the back row
I would like to see it this time.
No way I’ll near the back row
No matter what the cost (is)
どんなコストを払っても→これから捜査で失う代償の示唆?

I should have encouraged you to bring someone along.
The “cases,” I’m afraid, are on the heavy side.
Well, maybe you could help me with them.
レクター「誰かを連れて来た方が良かった
ケースが重いから」→事件のcaseと掛けてる
パッツィ「手伝ってくれます?」

Wash your dirty hands.
パッツィ「(スリという罪で汚れた)汚い手を洗え(聖水で)」
→結果、金という理想人生像と署内での尊敬という理想社会像の為に倫理Aを売ったパッツィの手も血で汚れてしまう…
メイスンヴァージャーというレクター博士に取り憑かれた男。
クラリスという社会からの不評に晒されている刑事

ダブルミーニング連発してるのはリドリースコットの意図なのか原作からなのか

メイスン「助言者のフリをして近付いてくる、僕の場合も彼女の場合も」
コレ誘導型モンスターの形式の説明になっててシビれた。たぶん作者は何も分からずに書いてるけどそもそもこの脚本直球型モンスターだからね

メイスン「彼を惹きつけるには彼女が苦悩しなくては、彼女が魅力的に見えるよう、彼に彼女の苦悩を見せよう、彼女の苦悩が彼の想像力を掻き立てる」
完全にダークナイトのジョーカー&ツーフェイス造形こっから来てるんやな
ジョーカー=レクター
ツーフェイス=メイスン
バットマン=クラリス
いつも言ってる事だけど、名作はいつも駄作の影響下で生まれる!

猪のシーンは『孤狼の血』のヤクザの養豚場のシーンへの影響

今度こそ「取引」や「勲章」にも手を伸ばさず、「痛み」から逃げずに(鏡を直視して)立ち向かった結果、生き延びる事に成功
ラスト、子供に対してレクターが言った「大切なのは新しいことを試す事」は多様性を受け入れる事を意味。その象徴こそがレクター博士のカニバリズム
ラスト脳を子供に食べさせたが。
現実でもその後実際にリベラルが力を増した。


ハンスジマーのサントラ
とりあえず今回のテーマ
イタリア×宗教だからエクソシストから
パクろうって感じが分かってオモロイ

捕鯨ってだけで日本がモチーフにぶち込まれてるのよく分からんな。アメリカ人本当ムダに捕鯨反対するよな
金のために捕まえる事のメタファーだとしても、もっと普遍的に悪として認められる例を生かすべき。
罪のテーマを扱う人間が偏った主張すんなや