一分の無駄もない前作と比べてしまうと、どうしても粗が見えてしまう。
全体的に冗長的なバランスで飽きてしまう。
はじめて見たときはまだ若い頃で、ラストシーンも嫌だったけど、豚のシーンとゲイリー・オールドマンの過去話が数年に渡ってトラウマになったほどグロい。
微妙なバランスでうまく表現できないような関係を見事に描いていた前作より、クラリスとレクター博士の関係性は面白くないし、それぞれのキャラクターの魅力も半減していた。特にレクター博士はなんとも言えない恐怖の象徴のようだったのに、ただの狂ったオッさんに見えて残念だった。
