スタローンは時代を読むのが巧みな人だと思う。
今シリーズもランボーシリーズにもその時代らしさが反映されていて、4には政治的なメッセージが込められていました。
当時のソ連の人がロッキーに声援を送り始めるっていうのは、自己愛的すぎてシラけてしまいました。
あと、アポロの死が(3はミッキー)戦いのモチベーションになるのは短絡的すぎない?
後にクリードに繋がるのはびっくりだけど。
偉大はロッキー1作目のテーマであった敗者の美学がないせいか3くらいから5までは低迷しているように思います。
敗者からチャンピオンになる2は物語の必然性があるけれど、3以降のロッキーは成功者なんですよね。
とはいえ、ドルフ・ラングレンのインパクトはあるし、普通にしゃべる若本規夫さんも観られたのは良かった。