チャトボール

ドゥ・ザ・ライト・シングのチャトボールのネタバレレビュー・内容・結末

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「ブラッククランズマン」のスパイク・リー監督第4作。
黒人街にあるイタリア人サルが経営するピザ屋を舞台に、最初は小さな小競り合いがあることをきっかけに大きくなり暴動になっていく。マルコムX、キング牧師の言葉、実際に劇中のように警官に殺されたアフリカ系アメリカ人に捧げられて幕を閉じる。かなり突き刺さる内容。
サムの2人の息子が着ているシャツが黒と白で人種の色を表していて倉庫の中の兄弟喧嘩が導火線になっているように思えた。
ピザ屋のサルを「ゴッドファーザーPARTⅡ」「レオン」のトニー・アイエロ、ピザ屋で働く配達のムーキーを監督のスパイク・リー、サルの息子をコーエン兄弟常連のジョン・タートゥロ、「羊たちの沈黙」の看守のフランキー・フェイソン、「バッドボーイズ」のマーティン・ローレンス、ラジオDJをサミュエル・L・ジャクソンが演じている。
ピザ屋の店内にアフリカ系アメリカ人の写真がないと騒いでいたバギン・アウト役のジャンカルロ・エスポジートは「マンダロリアン」のモフ・ギデオンを演じている。
サミュエル・L・ジャクソンンとは約30年後第91回アカデミー賞のプレゼンターで脚色賞を受賞したスパイク・リー監督と抱き合っている。