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007/リビング・デイライツの理事長のレビュー・感想・評価

007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)
3.3
✒️作品情報
『007/リビング・デイライツ』は、ジョン・グレン監督の1987年のスパイアクション映画。
映画「ジェームズ・ボンド」シリーズ第15作目。
ジェームズ・ボンドをティモシー・ダルトンが演じた初の作品。
原作はイアン・フレミングの短編『ベルリン脱出』。


✒️感想
007シリーズマラソン第15作目!

本作はティモシー・ダルトンがジェームズ・ボンドを演じた初の作品。
出演本数たった2作で影が薄いと言われてる中、原作のイメージにもっとも近いとも言われているのがティモシー・ダルトンのようです🤔
中でも、イギリス国王チャールズ3世の元妻、ダイアナ妃に「最もリアルなジェームズ・ボンド」と言わしめたことで有名で、幾度なくオファーが来てたんだとか。

ということで初めましてのティモシー・ダルトンなんですが、前任ムーアのユーモアたっぷりのボンドと比べると、かなり硬派で「エージェント」という感じのボンド😊👍
正直、コメディ要素はかなり控えめだから、クスッと笑えるボンドを求める人には合わないかも。ただかなりシリアスな雰囲気が漂ってて、正統派スパイアクションという感じに仕上がってる。

そして、シリーズ誕生25周年の記念作品だったからか、大型予算で製作されてて、空を飛ぶ輸送機での激戦など今までにないスケールの大きいアクションが出てきてエンタメ感が増した気がする。
しかもボンドガールも可愛いし、チェロという個性的なキャラもあって見どころありました😊👍
ただ肝心の話自体がつまらない🥲🥲🥲
これは残念。恐らく後々記憶に残らない話🙄

最後にトリビア。
実はムーアの後任は、ピアース・ブロスナンが有力だったけど、この噂を聞いたNBCが打ち切り予定だったテレビシリーズ『探偵レミントン・スティール』の延長を決定したことによりブロスナンは出演不可に🥲
そこで名前が挙がったのが2代目の候補でもあり、『ムーンレイカー』の後にムーアが引退を宣言した際にもボンド役をオファーされていたティモシー・ダルトンで、3度目のオファーにしてようやくダルトンのボンドが実現しましたとさ。😌😌😌


✒️あらすじ
ソ連高官のコスコフが亡命を希望した。護衛についたボンドは、KGBの殺し屋の手からコスコフを守る。そして、コスコフの情報から、KGBによるスパイ暗殺計画が告げられた…
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