このレビューはネタバレを含みます
母なる証明
忍び込んだ後、水を倒したときの流れ
指先に触れる水
雨の中、警察署から帰る母
誰も助けてくれないから必死で手がかりをさがすけども、真実がみつからず恥をかいたようで虚しさに殴られる
でも傘を勧める警察は頼らないという決意
カラオケに呼ばれる、弁護士も信用できない
白髪のおっさんの家に突撃
泥踏み締めて進む途中、不安そうに振り返る
そこからの展開は流れるように
炎の中、血のついた手で涙を拭う
草原を逃げるシーンが冒頭に繋がるのもめちゃくちゃいい
釈放おめでとうの歌とケーキわらってしまう
ラスト、バスツアーのバスの中で太もものいやなことを忘れるツボに針をうつ
そのあとの黄金色と踊り狂う中年女性たちの影、描くがめちゃくちゃいい
個人的にはラストで映画の評価が爆上がりしてしまう
「母」の盲目さ、つよさ
愛とも言えるのかもだけど、執着とも言えそうな怖さ
いじらしさ