いやぁたまらん！ ヴァン・ダム先生の足技炸裂！乗っけからハイテンションでつるべ打ちのアクション。交通ルールなんてヴァン・ダム先生には通用しない。その後も爆発に銃撃戦に肉弾戦にと盛りだくさんで、とにかくド派手ド迫力な映画。「脳筋」と言ってしまえばそれまでだが、香港の巨匠ツイ・ハーク監督の手腕も手伝って前のめりでハラハラしながら観てしまう面白さ。そしてこの時代のアクションスターにしては珍しいバディものも似合うのがヴァン・ダム先生。デニス・ロッドマンの闇の武器商人ということ以外よく設定がわからないキャラも、どこか憎めないコミカルさとしっかり見せるアクションでナイスコンビ。敵役のミッキー・ロークも、持ち前の色気と本作のために鍛えたバキバキの筋肉で、クライマックスのコロセウムを舞台にしたヴァン・ダム先生とのコンバットは本作最大の見処。一人で無双しない、いい意味で無敵感のないところが私がヴァン・ダム先生を愛する理由なのです。勢いで乗り切るアクション映画を思いっきり浴びるのも最高だ。
P.S.
一家に一台コカ・コーラの自販機。飲みたくなっちゃうね。あと映画と全く関係ないがNewJeans聴きなくなる。♪コカ・コーラました～♪
