ビクトルエリサ2作目!
映像がとても美しい!
本当に親しい間柄の人でも、その内面を完璧に理解しているわけではないし、今まで知らなかった側面、届くことのない深淵に出会った時、自分だったらどんな行動を取るんだろうとずっと考えてた。少女エストレリャが抱く、捉え難い人間像の父親への憧れと、彼に歩み寄ることに対する諦念、後悔のようなものが繊細に描かれていた。成長と喪失の物語。そして、映画が持つ追憶の装置のような魔法。
あっけない終わり方だったけど、かえってこっちの方が余韻は残るのかなぁ。
過去2作品を観て、ようやく「瞳をとじて」を観る準備が出来ましたが、上映時間が2時間半越えと聞いて、しっかり睡眠を取り体調を整えて挑みたいと思ってます。