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世界侵略:ロサンゼルス決戦のHIROのレビュー・感想・評価

3.8
エイリアンの地球侵略によって世界中の都市が陥落していく中、壊滅寸前のロサンゼルスから逃げ遅れた人々を救うためにナンツ軍曹(アーロン・エッカート)を始め海兵隊の活躍を描いたお話。

燃える作品ですな\(^o^)/

テレビでやってるとつい観てしまう作品。
なかなか雑なストーリーではありますが、嫌いになれない良さがあるというか。
エイリアンVS米軍や、リアルな戦争描写など見所はいくつかありますが、僕が好きなのはやっぱりあまりにもベタな展開とよくある死亡フラグがテンコ盛りなところ。

冒頭で隊員達のキャラ設定をサラリと説明してくれていて、「大切な妻がいるんだYO」とか「婚約中なんだYO」とか「最年少の童貞なんだYO」とか「ナンツ軍曹と何やら因縁があるんだYO」とか、次々とフラグを立てていく。

任務に突入してからは案の定ばら撒かれたそのフラグを丁寧に回収してくれるんですよね♪
無事に飛び立ったヘリコプターが爆撃されたりとか、嫁に手紙を書いてしまった隊員の自己犠牲とか、危険な任務を請け負った勇敢な隊員の死とか...。
見たことあるような死に様のオンパレードですが、こういうの僕嫌いじゃないです♪( ´▽`)

そしてナンツ軍曹が子供を励ましたり、不満が出た隊員に向かって死んだ部下の名前などを暗唱し、それを聞いたみんながひとつになるといった、ゴリゴリの泣きの演出ももちろん用意。
正直ここまで徹底してくれる映画もなかなか珍しいんじゃないですかね(^o^)

女兵士ミシェル・ロドリゲスの活躍をもっと見たかったとか、アクションシーンは臨場感はあるものの何が何やらなところも多々あるとか、どのキャラが死んでどのキャラが生きてるか分かりにくいとか不満も所々ありますが、僕はかなり熱くなれる作品。
米軍は素晴らしいんだなぁという意識を植え付けられることは間違いないんじゃないですかね( ̄O ̄;)

何も考えずに観るとそれなりに楽しめる娯楽作品だと思います\(^o^)/
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