サトタカ

ワイルド7のサトタカのレビュー・感想・評価

ワイルド7(2011年製作の映画)
1.5
ワイルド7は原作マンガが大好きで、小学生〜中学生にかけて繰り返し読んだものだ。小野進也が飛葉を演じたドラマ版も楽しんだ(子供ながら若干ビミョ~と思いつつ見たが)。
まず、ワイルド7のみなさんがただのライダーにしか見えないのが問題。基本、白バイ隊員に見えてくれないと何なのってなっちゃうじゃないですか?あれじゃバイク好きの一般人にしか見えないですよ。それに襟に光る「警視正」のバッジ。これがあってこそのワイルドですよね?なんでないの?国家の暴力装置に犯罪者がなっているという面白さが伝わってこないんですよ…ビジュアルとして。バイクだってあれ普通のバイクにしか見えないから…白くないもん。(まぁ秘密の組織ってことがメインになってるから目立たないようしたのかもしれないけどさ)白地に例の赤い獅子のマークをみんなが付けてるからこそ隊員感、チーム感が出るのにそれもないし。ただのガラが悪くて頭も悪そうなやつらグループツーリングになっちゃうじゃん(泣)もっとうわぁ、飛葉ちゃんすげぇ頭いい!とかオヤブンの人脈スゲェとか思わせてくださいよ…
尺の関係があるのはわかるけど、ワイルドのメンバーそれぞれが個性豊かで、とてつもない知識や能力があるとか、バイクがバックするとかビルを垂直に登るとか圧倒的な凄さの描写が全然足りなかったです。もっと言ってしまえば、フィーチャーされてた飛葉やユキにさえ感情移入できるような魅力が感じられなかったのよ…ことばで説明し過ぎなんだと思うんですよ…
草なぎ隊長をやった中井貴一と悪役の吉田鋼太郎の熱演は素晴らしかったですけど、それ以外はちょっと…。
ユキだって深キョンじゃピュアすぎる‥胸があるのはいいけどもっとギャルっぽいタイプを選んでほしかった。
個人的にはユキがワンピースの革ツナギを「あの胸にもう一度」のマリアンヌ•フェイスフルばりに着る(脱ぐ?)シーンが見たかったょ
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