1971年の日本の映画。エネルギーだけはあるけどもそれを持て余す若者達を描いている。そしてそのエネルギーは基本的には暴力として発散される。セックスやら喧嘩やら大人への反抗。
その感じってこの時代ならではだと思う。そこから、80年代、90年代…現代になっていくにつれて、そんな非合理的な発散方法はしなくなり、別の形に変わっていく(自分はそこに興味があるが何に変わったかは明確にはわからない)。
なので令和の今、かつおっさんになった自分が見ても「何をそんなに常に苛立って無軌道なことをするんだ…後のことも少しは考えなよ」と思う。
でも…とにかく色んなものに盾付き、暴れる姿は魅力がある。自分もそうしてみたかったのか?わからない。
昭和の映画好きにはおすすめ。