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アドレナリンのHIROのレビュー・感想・評価

アドレナリン(2006年製作の映画)
3.5
殺し屋のシェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)はアドレナリンを出し続けないと即死亡する毒を盛られてしまう。常に興奮することを余儀なくされたまま復讐を果たそうとするお話。

バカげていて大変よく笑えましたね(≧∇≦)

いつもクールなジェイソン・ステイサムだけど、今作ではなかなかぶっ飛んだアホぶりを発揮してくれているんですよね。
アドレナリンを放出しないと死んでしまうというよく分からない毒を盛られたことで常にハイテンションになろうとするステイサムはかなり滑稽でしたね。

黒人のクラブに乗り込んで行ったと思ったらいきなりコカインを吸い出したり、黒人に喧嘩を吹っかけたり、とにかくめちゃくちゃ。
アドレナリンビンビンハゲと化したステイサムはもう誰にも止められないんですよね!

特に病院に乗り込んで行ってからのくだりはとにかく最高でしたね!
スモックを着たままで暴れ回るマヌケなステイサムはなかなか珍しいんじゃないですかね。
バイクの上に立ったままタイタニックのポーズをしたりして、本当にバカげていましたよ♪( ´▽`)

チェリオスが足を洗おうと思うきっかけになった恋人イブ役のエイミー・スマート。
偏差値低めの品の無い女を演じていて、なかなかハマり役だったと思いましたね。

この映画の名シーンはやっぱりチャイナタウンのシーンだと思います!
チェリオスが興奮したいが為にチャイナタウンのど真ん中でセックスを始めてしまうというまさかの暴挙。
始めは嫌がっていたイブだけど次第にその気になってしまったりして、本当に下品な映画だなとニヤニヤしてしまいましたよ(^ω^)
男性ホルモン受信中でひたすら突きまくり、生きてることを実感するチェリオス。素晴らしいシーンじゃないですかね!
そしてアドレナリンが放出したから途中で止めてしまうというチェリオスのクズぶり。せめてイかせてあげてよと思いながら観てましたよ♪( ´▽`)

手に汗握るはずのカーチェイスシーンでも、銃をぶっ放しながらイブにフェラしてもらったりして、とりあえず羨ましかったですな( ´´ิ∀´ิ` )

何も残らない映画ではあるけどたまにはこういうバカ騒ぎできるような映画を観るのはやっぱり楽しいですね♪
しかもステイサムのアホぶりが堪能できるし、そこそこのバイオレンスシーンも観ることができる超B級作品でした\(^o^)/



2015-52
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