1968年 アメリカ
監督 脚本 スタンリーキューブリック
脚本 アーサーCクラーク
何かにつけてSFの名作として取り上げられるので遅ればせながら鑑賞 50年以上前の作品です
往年の名作が私などのレビューでネタバレになるとは思えませんが結構詳しくあらすじを書いてしまっていますので未見の方で観るつもりがある方は映画を観てからご覧ください🙇♂️
類人猿が突然現れた謎の黒い板に触り突然進化 道具に目覚めて武器を持つようになる
いきなり現代に飛んで月に基地を持つようになった人類がその黒い板を見つけ出す
その黒い板から突然発信された信号の向かった先の木星に探査チームを派遣
探査チームのコンピューターは途中で狂い やっとの思いで生き残った船長は木星で黒い板に出会う
突然ワープが始まり行き着いた先で銀河系の誕生を目の当たりにする
そこには年老いた自分と死ぬ前の自分が居て いつの間にか産まれたばかりの自分が誕生してこれからその星に文明を作り出す?
50年以上前に描かれたとは思えない宇宙や宇宙船内の映像は結構現実的で素晴らしいと思います
AIも無かった時代にコンピューターが意志を持ち反乱を起こして乗組員を殺し船長を締め出すと言う今でこそ予想される近未来を宇宙船と言う狭い空間ながら描いていると言うのも凄いです
謎の黒い板は異星人の創造物?アメリカが触ったので猿と同じにソ連を棍棒に変わる物でやっつけるのかと思いました
人間と異星人の遭遇で人間は生まれ変わらせられると言うことなのでしょうか?それとも神の使い?地球から追い出されて他の星でやり直せ?それとも空間だけでなく時間も超越した?人類誕生まで戻ってやり直せ?
そしてワープシーンはあんなに長い必要があるんでしょうか?映画全体をもっと短くした方が良かったのでは?
難解でちっとも分かりません
スッキリしないのでちょっと長い映画ですが他の方のレビューをみてからもう一度鑑賞しようと思います
2022.1.16 追記
小説版を読むと分かり易いとありましたのでそちらを先に読んでみます
2022.2.1
読了しました
これは映画だけを何度観直しても理解できない作品です
小説版とセットになって初めて完成した作品なんでしょう
独白だろうがナレーションだろうがその説明を一切映画に入れずに映像に特化したところにキューブリックのセンスを感じます
ただ小説版の最後の1ページを描写してくれるだけで映画版の本来の意味がより鮮明になったのではないでしょうか
“観てから読む“か“読んでから観る“かは人それぞれだと思いますが“観たら読む““読んだら観る“が正解だと思います
2022.3.3 追記
その後映画の考察を読んでキューブリックの心情を推し測ると観てから読むのが正解だと思いました
事前情報なしに観て混乱してから読むのが正解のようです
2回目は映画館で観ようと思います
(今更やってくれるのかは分かりませんが)
スッキリして若干スコアアップしました