ラーチャえだまめ

ブレインストームのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ブレインストーム(1983年製作の映画)
3.5

『結論→健康診断はマメに受けよう』





どーもどーも一日中PCのエクセルと睨めっこしたラーチャえだまめですッ!!今日観た映画はコチラの作品【ブレインストーム】。いやーずっと前からブックオフで購入してすっかり観るのを忘れておりました、顔面死化粧俳優クリストファー・ウォーケンがヘルメットおじさんになったパッケージだけで即買いしました、他人の「メモリー」をテープにダビング(響きの懐かしさよ笑)してそれを見る事でリアルな「疑似体験」が可能になった最新型ヘルメット!!なんなんですかこれ思いっきり「VRのハシリ」じゃあないですか!?卒倒ものだよ卒倒!!


83年に制作されたワリには今見たら笑っちゃうのはせいぜい意地悪な科学者にサルの脳とメモリーを直結されても真顔で耐えるクリストファーウォーケンの顔面くらいなもので「胡散臭いSF」な事をあまりしていない!!なんとなく科学的根拠に基づいて制作されたんじゃねえか感?アプデを重ね徐々に簡易的なサイズになっていくヘルメットも魅力的ですし。だからかな、前半はドキュメンタリーかってくらい地味。メインはずっと人間ドラマ。途中スケベおじさんが登場します。何ヘルメットで成長した?いやマスカキ野郎にむしろ退化しt


センチュリートォエンティーワーーーーン♫の看板を横目に寝転び式自転車で爆走しアインシュタインを拝みながらバドワイザーをプッシュうううううう!!するウォーケンとパートナーのおば、、、、女性が突然の心臓発作で倒れ、自らが死ぬ直前のメモリーをあろうことかダビングしちゃうもんだから!!あやヤダ不思議「死後の世界」も疑似体験出来ちゃって……という「フラットライナーズ」「トランセンデンス」等のSF映画の「ハシリ」とも思えるそこから一気にスピリチュアルな世界にお連れされちゅう系のオカルトSFに早変わr


…と言いたいところなんですが、コレがなかなかどうして「そこまでの道のりが遠い!!」もう最後の最後くらいなんですもん!!クライマックスがメインかよ!?見た方なら物語の「展開の変」にお気づきになるかもしれません。それもそのはずウォーケンの妻を演じたナタリーウッドという女優さんが撮影途中に水死体によって発見され、やむなくストーリーを変更したんだとか。しかしうまーく編集されてるおかげでそこまで違和感なく一応「成立」させているところがスゴイ!!(ん?息子どうした?)急に出てこなくなるわけでもなくちゃんと最後までいましたからねッ!!まさに職人芸!!


ちなみにそのナタリーウッドの事件、何故か去年になって警察が水死体→変死へと再度捜査し直された模様。コレはなかなか「イワク」付きな映画なんでございます。…そういや500円で買ったDVDですが途中映像が勝手に巻き戻ったり早回しになったんだけど………ディスクが悪いんだよなそうなんだよなハハハハハ…
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