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トータル・リコールのHIROのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(2012年製作の映画)
3.7
記憶を金で手に入れられる近未来、人類は世界規模の戦争後にブリテン連邦とコロニーの二つの地域で生活していた。
ある日工場で働くダグラス(コリン・ファレル)は、記憶を買うためにリコール社を訪れるが、連邦警察官からいきなり攻撃されてしまうし、そこで自分の戦闘能力の凄さに気付くし、家に帰ると妻のローリー(ケイト・ベッキンセイル)が襲って来るし...というお話。

シュワルツェネッガー主演「トータル・リコール」のリメイク作品。

そこそこ面白かったですよ\(^o^)/

オリジナル版ではヴァーホーヴェン監督の悪趣味が全開だったわけですが、今作のリメイク版ではとにかくスタイリッシュな映像に重きを置いていましたね。
世界観がかなり未来的で街の風景はかなり美しくて、結構好きでしたよ♪

イギリスとオーストラリアを結ぶ巨大エレベーターなんかもかなりカッコ良かったですな♪( ´▽`)

そして本作で一番良かったのはローリー役のケイト・ベッキンセールですね!
もうとにかく彼女の魅力が爆発してましたよ。
ターミネーター並みにしつこく主人公ダグラスを追いかけ回す鬼嫁ぶりはかなりハマってました(≧∇≦)
キレキレのアクションシーンの連続にうっとりしましたよ(^ω^)
もう彼女も42歳ということで順調に美熟女路線を辿ってくれているので今後はさらに期待できますな(^o^)

内容の雑さはオリジナル版でもそうだったので特に気になりませんが、やっぱり悪趣味な描写が全くないのはちょっと物足りないかもしれないです。
ロボットが派手に破壊されるのはそれなりには爽快感は有りますが、腕引きちぎれシーンのようなグロ描写をロボットで再現されても、やっぱり物足りなさがありましたね(´Д` )
コリン・ファレルがシュワちゃんみたいなとんでもない顔芸を披露してくれたらもっと評価は高かったはず!

現代風にアレンジされた3つのおっぱいの女や、「Two Weeks」のババアといったオリジナル版へのオマージュはそれなりには面白かったけど、結構どうでもいい感じではありました(~_~;)

ラストはオリジナル版同様に意味深で様々な解釈ができる雰囲気にしてたのは結構面白いんじゃないですかね♪( ´▽`)

とまぁいろいろとネガティヴなことを書き連ねましたが、何はともあれ僕は意外と楽しめた口なんですよね。
ケイト・ベッキンセールの魅力とか無駄にスタイリッシュな映像美など、色々と楽しい作品でした\(^o^)/
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