ちぇるごまる

リード・マイ・リップスのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

リード・マイ・リップス(2001年製作の映画)
3.7
予備知識なしでの鑑賞。
フランス映画。

難聴で読唇術が出来る地味な性格の主人公。
恋人もいない彼女は社長秘書として忙しなく働き、ある日ストレスから職場で倒れてしまう。
そこで心配した社長が、秘書の助手を雇用することを提案。
職安から紹介され現れたのは、年下の出所したばかりの男。
聞けば、彼の犯した罪の大半は窃盗や強盗などで、殺人や人を傷つけるものではなかったとのこと。
仕事を教え一緒にいる時間が増えていくようになり、次第に主人公はワイルドな彼に惹かれていくが…。

中盤からは、スゴいスリル。
彼女が補聴器をつけずに、知らない場所で悪人から身を隠す様子は心臓がバクバクして怖かった。
彼との出会いをきっかけに、徐々に自分の中に芽生える様々な一面に気付き逞しい女性へと変化していく主人公が愛おしく感じた恋愛作品。
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