ぴろぴろ

ゴールデンスランバーのぴろぴろのレビュー・感想・評価

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)
4.0

原作既読
ビートルズの名曲と共に、主人公の人柄と現在から過去の人間関係の絆がモノを言う、見事な展開と巧みな構成は『たいへん よくできました』だった。
原作がかなり面白い。 私は映画が先で面白かったから本を読み、長男が原作が先の映画が後。 どっちが先でも楽しめるのでは(笑)
原作は緻密で感情移入しやすい分、2時間と少しの映画では、削って描き切れない部分が出て来るのは仕方がない。 それでも、映像で観る事で、よりリアルに感じられる。 過去と現在が交互に描かれるのは、映画の方が分かりやすいかもしれない。
誰の身にも起こり得るかもしれない恐怖と、誰もが持っているだろう学生時代の仲間や当時の恋人との絆と信頼、思い出。 それぞれの人生を生きて会う事は無くなっていても、青春時代を共に過ごした かけがえの無い時間は、遠くなって、もう届かなくて、決して戻らないけど、確かにそこに存在していた。 人との出会いや絆が身を助けてくれる事は有る。 損得抜きの、純粋に誠実に付き合って来た仲間。 決してノスタルジックな展開にはならず、あの繋がっていく感じ、最後はスカッとする。
出演者が豪華なのも見どころ。