takanoひねもすのたり

回路のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
2.8
再鑑賞。
パソコン周辺が懐かしい。
「ぴーにょろにょろ」の接続音や、モニターの分厚さや、あれこれが。

確か公開直後辺りに観て「怖くないしわけわからん」と思った記憶があったが、改めて観たら、じわーっとした陰湿さが良かった。
終盤の終末観、頼りない希望の残しかた、暗い。とにかく暗い。

正直、作品の中で描かれる仕組み(開かずの間や、塵と消える人達、あの世の侵食)を理解できたかっていうと、今回もいまいち良くわからなかった。
しかし分からないなりに好きな内容だった。