ゆみモン

アパートの鍵貸しますのゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

1960年公開作品。
情事の場所として自分のアパートの部屋を、上司や同僚に貸している男・バクスターの話。
当時のアメリカには、ラブホテルや連れ込み宿のようなものは無かったのか?と疑問だが、それはおいといて…。

バクスターはお人好し過ぎる。
フランは可愛い過ぎる。
フランの不倫相手の部長は身勝手過ぎる。
まさか最後に、部長が妻と離婚してフランと結婚する…なんてハッピーエンド?!と思ったが、やはりそこは違った。
フランは本当に大切な、バクスターの愛に気づき、部長の元を去り彼の部屋へ。
バクスターは、やっと想いを打ち明ける。
ありきたりのラブシーンではなくて、カードの続きのシーンで終わるのがいい。
(時代的にやむを得ないが)男に都合のいいラブコメディだが、あちこち台詞や小道具がオシャレだ。