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バタフライ・エフェクトのkojikojiのレビュー・感想・評価

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)
3.7
タイムリープ映画の傑作と皆さんが言われる。レビューのベスト10を見ると、結構この作品が入っていて、評価が高いのがわかる。
お薦めいただいたフォロワーさんもおられたが、やっと観ることができた。
3作品レンタルしてこの休みに一気に観ようと思っている。

第1作

バタフライイフェクトとはバタフライ効果のこと。 
力学系において、わずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性のことだそうだ。わかったようなわからないような。😅

時折、短時間の記憶を喪失する少年エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、治療の一環として日記を書き始める。
大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに気づく。ある時、日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。
自分のせいで幼馴染のケイリー(エイミー・スマート)の人生を狂わせてしまった事を知ったエヴァンは、過去に戻り運命を変える事を決意する。

ところが、戻った過去でちょっとした変化を与えると未来は大きく変わり、別の誰かが不幸になっている。
彼には四人の仲間がいるが、この誰かを助ければ誰かが不幸になっているのだ。
ターニングポイントは数箇所。そこに何度も何度も戻って誰も不幸にならないようにしようとするが上手くいかない。
人生とはそんなものなのかも知れない。

しかし、過去に戻り幸せに出来ないと知ったエヴァンは、ある決断をするのだが。

今流行のタイムリープ物の原点のような作品だが、他の作品に比べると選択肢の中身がすごく濃い感じがする。色んなパターンが上手く描かれていて、飽きさせない。
「こうすると、こちらがこうなる。こうするとああなるのか、」そんな感じだ。非常に面白い。


第2作が楽しみ^_^

No.1515 2023-548
2004年 アメリカ🇺🇸映画

監督・脚本:エリック・ブレス、
J・マッキー・グラバー
因みに、第2作、第3作の監督はそれぞれ違うようだが。
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