このレビューはネタバレを含みます
労働者三部作の中ではこれが一番好き。
面白かった。
主人公のカスリネンが信じられないぐらいついてないのに飄々としてて全然深刻ぶってなかったり、脱走したり密航したりその他諸々すごい大変な事態になってるのに軽いノリなの、あり得ないのに何故か笑える。
めちゃくちゃドン底味わったけど、最後幸せになれるのかな〜という希望を残してたのもよかった。
ミッコネン死んじゃったのだけは残念だけど。
子ども可愛いし、とてもいいアクセントになってたのもよかった。
『パラダイスの夕暮れ』でも思ったんだけど、マッティ・ペロンパーやっぱり好きかも。