The Rocky Horror Picture Show：ジム・シャーマン監督、脚本、リチャード・オブライエン原案、脚本、出演、ティム・カリー主演、1975年イギリス作品。ミュージカル舞台劇「ロッキー・ホラー・ショー」を映画化した作品。
70年代を代表するカルト映画と誉れ高い作品。これは確かに凄い！いい感じのイカレっぷり(笑)！！フランクン・フルター博士の変態キャラクター最高(笑)！！
全編に貫かれたゴシックでキッチュでホラーなビジュアルに、ノリノリのロックンロールのミュージカルがハマりにハマっていて独特の世界観が楽しめる。化粧をしたヘビメタとかハードロック系のミュージシャンの多くは、この作品の影響下にあるのではないかと思ったり(笑)それにしてもティム・カリーのキレた演技は素晴らしい吸引力だ。カリスマ的(笑)
しかしながら個人的に嫌いではないものの、好きな曲が殆ど無かったのが残念だ。あまりに直球ばかりで、けっこう曲調も一辺倒で、好みとは違ったかな。映像にはピッタリとシンクロしているので、終始凄いとは思ったけど・・・・。と言う訳で中途半端な点数を付けたけど、観る人を選ぶ作品だと思う。本来は好き嫌いが、ハッキリ分かれるタイプの映画なのかも知れない。
ロック・ミュージカルで言うと、「ファントム・オブ・パラダイス」よりは、イカレっぷりが強くて好きなような気がした。けっこう笑えたし、また観たくなるかも知れない(笑)
