あると

シックス・デイのあるとのレビュー・感想・評価

シックス・デイ(2000年製作の映画)
3.6
近未来の2010年。生命科学の進歩はクローン人間を作り出すことをも可能にしていた。ただし、実際には神による人類創造にちなんだ"6d法"によって法律で禁じられていた。チャーター・ヘリのパイロット、アダム・ギブソンはある日、仕事を終えて家に戻るとそこにはもうひとりの自分が家族と共に誕生日を祝っていた。それはアダムのクローンだった。家族を、そして自分自身を取り戻すためのアダムの戦いが始まる。というお話。

あれ?なんだか似たような作品あったなと、トータルリコールを思い出してしまいました。やはりシュワちゃんはSF×逃亡×アクションがハマります。

今から20年以上前の作品ですが、自動運転やヘリの無人飛行、リアルなホログラムなどSF要素が満載で、中には実現しているものもあり今と比較しながら観ると楽しいです。
そして、クローンはなかなか興味深いテーマです。作中ではクローン動物が認められていてリペットとして、亡くなったペットをクローンとして復活させたりしますが、果たしてクローンを同じように愛せるだろうか。また、クローン人間が、自身の生まれ変わりのように扱われているのも命が軽く扱われているようで違和感が残ります。
この映画を通して、クローン技術について改めて考えさせられました。
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