松岡茉優

たそがれ酒場の松岡茉優のレビュー・感想・評価

たそがれ酒場(1955年製作の映画)
4.7
VHSで鑑賞

歌とカメラワークで魅せる序盤からすっかり引き込まれた。酒場に来た人達だけを映し出し、酒場を去る者をカメラは追わない。歌に始まり歌に終わるほど歌が使われていた。やっぱり『静かなる男』でも思ったけれど、歌と酒の組み合わせって至高なんだよなあ。あと人の数だけそれぞれの生き方がある映画だなと感じた。
酒場のワンセットで物語が進行していくため、10カットも撮ればカメラアングルがなくなってしまうと苦戦したらしい。歌もストリップシーンも良かったけれど、ラストの会話が本当に最高だった。(これで+0.3)
松岡茉優

松岡茉優