<概説>
閉鎖空間であるはずのシベリア鉄道から次々と人間が失踪していく。第二次世界大戦の最中に起きた怪事件、その真相は如何なものか。今も一部映画ファンからカルト的人気を誇る、水野晴郎の初監督映画。
<感想>
これは3.6点にするか正直迷いました。
愛嬌はあるけれどもう徹頭徹尾ダメダメ。
ヒッチコック的という作者本人の弁も理解できますが、理解できるからこそヒッチコックが草葉の陰で笑ってるぞと頭を抱えることが多々。
なにせヒッチコックも類似題でサスペンス撮ってますし。
「アイガッタプルーフ!!!」
このあたりとか確実に笑いをとりにいっていますからね。本当はサスペンス映画ではなくてコメディ映画を撮りたかったのかなと疑念さえ抱く始末。
なんというか、邦画史上最低作というのは、言われるべくして言われているんですねえ。
とりあえずそのうちDVD買います。
いやいや私はこの作品本気で好きですよ。